タトゥー(刺青)を入れることは病気のリスクがある

タトゥー(刺青)を入れることは病気のリスクがある

最近では、日本でもファッションの一環としてタトゥー(刺青)を入れる人も増えています。海外などでは当たり前のように行われていてますが、日本ではまだまだ海水浴場を始めとした公共施設の利用制限といったデメリットがありますが、それと共にデメリットとなっているのが、病気の問題です。

 

タトゥーというのは、肌に下絵を描いてそれに合わせて色素を付けた針によって肌の奥へ色素を埋め込んでいくという手法で行われます。

 

針を肌に刺していくわけですから、強引に傷をつけていくわけで、針に雑菌などが付いていた場合にそこから様々な感染症になる可能性があるのです。HIV、B型・C型肝炎、破傷風などなど、どれも命に関わります。

 

さらに、タトゥーに使われるインクというのも危険物質であることが多く、その成分は金属です。例えば、赤のインクには水銀が多く使われているのですが、この水銀という物質はかつて社会問題になった水俣病の原因ともなったものですし、他にもカドミウムやコバルト、マンガンといった様々な金属が使われています。

 

カドミウムは水俣病と同じく社会問題となった公害病であるイタイイタイ病の原因物質です。こういった物質をインクとして体に埋め込むわけですから、これらが原因で病気になる可能性は否定出来ないのです。

 

針による感染症への感染は、タトゥーを彫り込むスタジオによっては作業針の使い捨てによって安全性を徹底しているスタジオもあるのですが、残念ながらそういったスタジオはまだまだ少なく、タトゥー自体を彫り込む人が少ないことからもそういった感染症の問題が表沙汰になっていないという面もあります。

 

医学の進歩によってこれらの病気は不治の病というわけではなくなりましたが、治療はまだ難しいものですからそのリスクは非常に高いと言えます。

 

国際化によって外国文化に触れる機会も増え、海外のファッションに憧れるというのはわかりますが、その憧れには数多くのリスクが存在することを知っておくべきでしょう。